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バブコック日立株式会社

Hitachi

開発経緯

国内1000Mw石炭焚ボイラ用ガス-ガスヒータ
国内1000Mw石炭焚ボイラ用ガス-ガスヒータ

火力発電所で使用する湿式排煙脱硫装置は、

  1. 排煙の拡散性の向上
  2. 白煙化防止
  3. ダクト、煙突等の低温腐食防止

の目的で脱硫後の排ガスを昇温させる必要があります。 その方法として、アフターバーナ式、再生式ガス-ガスヒータ等が使用されていましたが、前者は燃料の増加、後者は未処理ガス側への漏洩等の欠点があります。
これらの欠点を解消するために、弊社は、ヒートパイプを使用したりノンリーク式ガス-ガスヒータおよび熱媒循環式ガス-ガスヒータを開発してきました。

原理

ガス-ガスヒータの原理図
国内1000Mw石炭焚ボイラ用ガス-ガスヒータ

ガス-ガスヒータは熱回収器と再加熱器の2基の熱交換器で構成されております。熱回収器ではボイラ排ガスと媒体(水)との熱交換により排ガスの熱を回収し、媒体は熱水となります。この媒体は熱媒循環ポンプで再加熱器へ送られます。再加熱器では熱水により脱硫処理ガスを加熱し、煙突から排水するために必要な温度へ昇温します。媒体は連絡管により熱回収器へ循環します。
このように、ボイラ排ガスと脱硫処理ガスの熱交換が媒体を介して間接的におこなわれるため熱回収器と再加熱器を離して配置することが可能です。

特徴

特徴
ノンリーク 構造上ガスおよびダストのリークがない→煙突出口ばいじん濃度低下
分離配置 熱回収器と再加熱器を離して配置可能→配置容易
材料選択 分離配置のため、最適かつ経済的な材料選択が可能
熱媒体ヒータ ヒートパイプ全体を結露点以上に保つ→缶停止時腐食防止
媒体(水) 取り扱いが容易、かつ運転圧力も大気圧前後で安全