石炭を燃料とする火力発電所などでは、使用される石炭のほとんどがそれぞれ性状の異なる輸入炭であり、
これら多炭種に対して万全の排煙処理をおこなう必要があります。
このため、弊社は電気集じん装置、排煙脱硫装置およびガスの再処理装置を含んだ、特に石炭焚ボイラの燃焼排ガスを
効率よく処理する新しい排煙処理システムを開発・実用化しています。
この新システムの特長と技術内容は以下のとおりです。
- 乾式電気集じん装置(乾式EP)の前流にノンリーク式ガス-ガスヒータを設置して熱回収を図り電気集じん装置入口温度を従来の130〜140℃より90〜100℃に低下させ、ばいじんの電気抵抗を下げることにより、電気集じん装置での集じん効率を向上し、電気集じん装置容量の低下が図れます。
- 電気集じん装置の集じん効率の向上により、排煙脱硫装置の吸収塔入口ダスト量が低減され、石膏純度が向上します。
- 排煙処理装置全体としてのばいじん除去性能が向上するため、煙突からの出口ばいじん濃度を低く抑える事が可能です。
- 排ガス温度が低下するため、電気集じん装置の後流に位置するボイラ排ガス誘引通風機(IDF)の小型化、消費動力の低減が図れます。
従来システム
新システム